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2012年3月28日

株式会社立花エレテック

海外本社として「立花オーバーシーズホールディングス」の業務開始

電機・電子機器卸売業の株式会社立花エレテック ( 東証・大証一部上場、本社・大阪市西区、渡邊武雄社長) は、海外子会社の統括持ち株会社「立花オーバーシーズホールディングス」を、このほど香港に設立、４月１日に業務を始めることになりました。中国を中心に海外事業が急拡大しているため、現地で総合的な企業統治を行うことが目的の戦略です。機動的な海外子会社経営を目指します。

【海外持ち株会社概要】
社名：立花オーバーシーズホールディングス（Tachibana Overseas Holdings, LTD.,）
所在地：Unit 2605, 26/F., One Kowloon, No.1, Wang Yuen Street, Kowloon Bay, Kowloon,Hong Kong
資本金：3000万香港ドル（約3億円）、立花エレテック100％出資
経理（社長）： 布山尚伸　


【新会社設置のねらい】
当社は、1982 年にシンガポールに駐在員事務所を開設以来、香港、台湾、中国、韓国、タイに進出し、現在6 つの海外子会社をもっています。各海外子会社は、設立された時々の事情により、当社や海外子会社の出資となっていました。海外会社の統括組織としては、2007 年に社内カンパニーを設置しましたが、海外での財務、人事、投資、システムなどにも対応するには、資本戦略を含めた見直しが必要との判断にいたりました。

近年の当社の海外展開は次の通りです。2010 年、中国の立花機電貿易（上海）有限公司の支店として北京支店、深セン支店、2011 年には武漢営業所を開設。2012 年2 月には同社の資本金を50 万米ドルから100 万米ドルに増資しました。同4 月にはタイにあるタチバナセールス（バンコク）の資本金を1500 万バーツから1億500万バーツに増資し、タイ国内販売をスタート、同５月には中国・大連営業所を開設予定――となっています。2011 年3 月期の連結売上高1190 億円に占める海外事業比率は12.6％でしたが、2015 年3 月期には海外比率を30％へと拡大させる目標を掲げています。

【今後の展開】
海外６社については、10月を目途に立花オーバーシーズホールディングス社からの出資に変更する予定です。