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Big Dataに最適なデータベース、Hibari(雲雀)のオープンソース化について

ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:太田 洋、以下 Gemini)は、大規模なWebサービス等で扱われるテラバイトやペタバイトという膨大なデータ、いわゆるBig Dataのストレージ(格納)に最適なデータベースであるHibari(雲雀)をオープンソース化し、ソースコードを公開したことを2010年7月14日開催の「ワイヤレスジャパン2010」にて発表いたしましたので、ここにお知らせいたします。

Hibariは、Geminiが独自開発したキー・バリュー・ストア(Key Value Store)方式及びチェイン・レプリケーション(Chain Replication)方式による分散型ノン・リレーショナル・データベース(Distributed Non-Relational Database)です。この方式により、高価で大型のストレージ装置ではなく、数十台から数百台の汎用PCサーバーにデータを分散してストレージすることが可能となり、低廉なコストで、且つ高い信頼性を得ることができます。HibariはGeminiが2005年より開発を始め、現在では大手携帯通信事業者向けのSNSや、数百万人の利用者に対しそれぞれ数ギガバイトの大容量メールボックスを提供するWebメールのストレージとして商用利用されています。

今後、テキスト、写真、音楽、動画などのデジタル・コンテンツだけではなく、多様なシステムが自動的に生成するログ情報、履歴情報、テレメトリーによる計測情報(電力の使用状況や車の位置情報)などの膨大なデータ、いわゆるBig Dataがネットワーク側にストレージされ、様々なアプリケーションによって利用されることが想定されます。Geminiでは、この様なBig Dataの時代と環境において、Hibariを始めとする分散型ノン・リレーショナル・データベースの技術が企業を含め、幅広い分野で利用されるものと考えています。

なお、Hibariは分散、並列処理、リアルタイム性、及び耐障害性などに優れていると言われるプログラミング言語Erlangによって開発し、かつ汎用性の高いAPIを実装しました。

■Hibariのダウンロードサイト
http://sourceforge.net/projects/hibari/
■Hibariについて
http://www.geminimobile.jp/mobile_cloud/technology/hibari.html


■会社概要
(1)商号    : ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズ株式会社
(2)代表者   : 代表取締役社長 太田 洋
(3)本店所在地 : 東京都渋谷区道玄坂1-10-5 渋谷プレイス7階
(4)設立年月日 : 2001年7月
(5)主な事業内容: 国内外通信事業者向けメッセージングソフトウェアの開発提供
(6)URL     : http://www.geminimobile.jp


<ご参考>
1.キー・バリュー・ストア(Key Value Store)方式とは
キー・バリュー・ストアとは、キー(Key)とバリュー(Value)というシンプルなデータ構造によるデータベースの一方式であり、Amazon社がDynamoとして発表したキー・バリュー・ストア(Key Value Store)やGoogle社がBigtableとして発表したカラム型のデータベースなどが代表的です。この数年、従来のリレーショナル・データベースでは難しいと言われる大規模分散処理やBig Data処理に適していることからクラウドの技術として、最先端の技術者から注目を集めています。

2.チェイン・レプリケーション(Chain Replication)方式とは
一般的に、多数のノード(サーバーなど)により構成される分散型データベース環境では、データを複数のノードに複製し格納するため、データの一貫性(Consistency)を実現することが難しくなります。この課題を解決するため、Geminiは、チェイン・レプリケーションと呼ばれるデータの複製(レプリケーション)方式を採用しています。チェイン・レプリケーションでは、Head Brick、Middle Brick、及びTail Brickと呼ばれる3種類のノードによりチェインを構成し、自動的にチェイン内の各ノードにデータを複製します。データ更新(Write)オペレーションは常にHead Brickから実行し、データ読み出し(Read)オペレーションは常にTailから行うことでデータの強い一貫性(Strong Consistency)を実現しています。また、Head、Middle、及びTailのいずれかのノードに障害が発生した場合でも、他のノードが、そのノードの機能を自動的に肩代わりしサービスを継続するため、耐障害性にたいへん優れています。
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