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日経平均は小幅に5日続伸、一時20300円台回復も値を消す展開に

相場概況
日経平均は小幅に5日続伸。円相場が1ドル=121円台に乗せてきたことや、前日のシカゴ日経225先物清算値が20275円となったことが材料視され、日経平均は18円高からスタートすると上げ幅を拡大する展開となった。後場の寄り付き後には一時20320.90円(前日比124.34円高)まで上昇し、連日で年初来高値を更新した。ただ、その後先物にまとまった売りが出たことから、利益確定売り優勢で値を消す形となり、一時マイナスに転じる場面も見られた。

大引けの日経平均は前日比6.31円高の20202.87円となった。東証1部の売買高は25億2498万株、売買代金は2兆7999億円だった。業種別では、保険業、非鉄金属、銀行業が上昇率上位だった。一方、金属製品、その他金融業、空運業が下落率上位だった。

個別では、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、野村<8604>などが堅調。東電力<9501>が商いを伴って大幅高となる場面があり、終値では6.7%の上昇に。前日に決算発表した損保JPNK<8630>やMS&AD<8725>の上げも目立った。また、山下医<3022>、システムインテ<3826>、ジンズメイト<7448>などが東証1部上昇率上位となった。一方、ソフトバンク<9984>、ソニー<6758>、OLC<4661>、東京海上<8766>、ホンダ<7267>などが軟調。また、三協立山<5932>、クボテック<7709>、東洋電<6505>などが東証1部下落率上位となった。

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