【中国から探る日本株】ZTEがゲーム機「FunBox」発表、低価格でソニーやMSに対抗へ
[14/03/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)とゲーム開発会社の第九城市(The9)は19日、共同開発した家庭用ゲーム機「ZTE9 FunBox」を発表した。地元メディアによると、来月にも発売の予定で、価格は499元(約8200円)。家庭用ゲーム機では、ソニー<6758>とマイクロソフト(MS)も近く中国進出を予定しているが、ZTEは“圧倒的な低価格”で攻勢をかける狙いだ。
中国政府は今年1月、上海市に開設した上海自由貿易試験区において、家庭用ゲーム機の製造・販売を解禁すると発表した。これを受けてソニーでは、7月にも最新ゲーム機「プレイステーション4(PS4)」を発売する計画と報じられている。MSも11月には「Xbox」を投入する見通しだ。
一方、ZTEが今回発表したFunBoxは、OS(基本ソフト)に米グーグルの「Android」を採用し、米NVIDIAの「Tegra 4」プロセッサーを搭載。インターネット接続による動画のストリーミング再生やオンライン通話などが可能という。同業の華為科技(ファーウェイ)が発売予定のゲーム機「Tron」は1000元程度になると予測されており、そのコストパフォーマンスの高さから、地元メディアで注目を集めている。
地元メディアによれば、中国で違法に販売されている輸入品のPS4やXboxの価格は3000元前後。正規版の価格設定がどの程度になるかは不明だが、ゲーム機においてもその他の家電と同じように、「ブランド力の海外勢、低価格の国内勢」という構図が出来上がりそうだ。
<NT>
中国政府は今年1月、上海市に開設した上海自由貿易試験区において、家庭用ゲーム機の製造・販売を解禁すると発表した。これを受けてソニーでは、7月にも最新ゲーム機「プレイステーション4(PS4)」を発売する計画と報じられている。MSも11月には「Xbox」を投入する見通しだ。
一方、ZTEが今回発表したFunBoxは、OS(基本ソフト)に米グーグルの「Android」を採用し、米NVIDIAの「Tegra 4」プロセッサーを搭載。インターネット接続による動画のストリーミング再生やオンライン通話などが可能という。同業の華為科技(ファーウェイ)が発売予定のゲーム機「Tron」は1000元程度になると予測されており、そのコストパフォーマンスの高さから、地元メディアで注目を集めている。
地元メディアによれば、中国で違法に販売されている輸入品のPS4やXboxの価格は3000元前後。正規版の価格設定がどの程度になるかは不明だが、ゲーム機においてもその他の家電と同じように、「ブランド力の海外勢、低価格の国内勢」という構図が出来上がりそうだ。
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