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NYの視点:来週はECB定例理事会、米雇用統計などに注目

注目トピックス 経済総合

8月26日付けのシカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで円の売り持ち高は前回から増加し、1月来の高水準となった。ユーロの売り持ち高も前回から一段と増加し、2012年7月以降ほぼ2年ぶりの高水準となった。

■来週のポイント

ロシアがウクライナ紛争で関与を強める中、欧州連合(EU)やNATO(北大西洋条約機構)が予定しているサミットの行方に注目が集まる。また、過激派が勢力を拡大しているシリアやイラク状況からも引き続き目が離せない。一方で、欧州中央銀行(ECB)の定例理事会や米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策を探る上で鍵となる8月雇用統計に注目が集まる。

●地政学的リスク

ウクライナ紛争
ガザ紛争
イラク、イスラム過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」
シリア

8月30日:欧州連合(EU)サミット

9月4-5日:NATO首脳会議(ウェールズ)
9月6日:ウクライナとロシア欧州連合(EU)のガス協議

地政学的リスクは緩和する気配がない。プーチン露大統領は、ウクライナの緊張緩和を望むとの言葉と裏腹に、直接、間接的に武装集団に加勢する構えで、ロシア軍の支援を強化することで、劣勢だった武装勢力が再び支配地域を拡大できるよう動いた可能性が指摘されている。これに対し、欧米は対ロシア制裁を強化する方針を示し、EUは30日のサミットで協議を予定している。ドイツ政府は「ウクライナ危機が「新たな次元に入った」」と宣言。ウクライナ緊張が深刻化する可能性も増している。

4-5日にはNATO首脳会議が開催予定。サミット後にウクライナの安全網が強化される可能性も指摘されている。オバマ米大統領はサミット前にタリン、エストニア訪問し、エストニア、ラトビア、リトアニア首相と会談を予定している。ウクライナ状況の深刻化受けて、ノルウェーはラトビアでのNATO演習に軍部隊を派遣したことを明らかにしたほか、スウェーデン軍部も司令部の人員増強などの準備をしている。また、ポロシェンコ・ウクライナ大統領が9月18日にホワイトハウスを訪れオバマ大統領と協議することが明らかにされた。

一方、過激派イラク・シリア・イスラム国(ISIS)はシリア兵160人以上を処刑したと伝えられている。米国は今のところ明確な策略が見つからない中、英国政府はテロ脅威レベルを「substantial相当」から「severe深刻」(上から2番目に高い水準)に引き上げた。水準の引き上げは3年ぶり。米国はテロ脅威水準の変更はしていない。

●欧州

9月4日:欧州中央銀行(ECB)定例理事会

・ユーロ圏・8月消費者物価指数速報値:前年比+0.3%(前年比予想:+0.3%、7月:+0.4%)
・ユーロ圏・7月失業率:11.5%(予想:11.5%、6月:11.5%)

ショイブレ独財務相は9月の定例理事会におけるECBの新たな行動を促すには8月のユーロ圏のインフレがデフレを示唆する必要があると指摘した。欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が発表した8月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)は前年比0.3%増と、マイナスとなった2009年10月以来の低水準を記録。一方で、ユーロ圏の失業率は高止まりしている。投資家の間ではECBの政策が間違っておりユーロ圏の経済が「日本化(japanification)している」との批判も聞かれる。

欧州中央銀行(ECB)が10月の定例理事会までに何らかの追加緩和に踏み切るとの市場の思惑は根強い。引き続きユーロの圧力となると考えられる。ユーロ安基調は続くとして、ゴールドマンサックスやJPモルガン銀行などはユーロ・ドルの見通しを引き下げた。

●英国

9月4日:金融政策決定会合:政策金利0.5%、資産購入目標3750億ポンドで据え置き

●米国

9月3日:米連邦準備制度理事会(FRB)がベージュブック(地区連銀経済報告)公表
9月4日:8月ADP雇用統計、メスター・クリーブランド連銀総裁金融政策に関する講演、パウエルFRB理事がLIBORに関して講演、フィッシャー米ダラス連銀総裁が講演、コチャラコタ米ミネアポリス地区連銀総裁が講演
9月5日:8月雇用統計:失業率予想:6.1%(7月6.2%)、非農業部門雇用者数:予想22万人(7月20.9万人):平均時給:予想前年比+2.1%(+2.0%)ローゼングレン・ボストン連銀総裁が講演、
9月6日:プロッサー米フィラデルフィア地区連銀総裁が経済に関して講演

米国労働省が発表する8月雇用統計が順調な雇用回復を示すと、連邦公開市場委員会(FOMC)が9月の会合でフォワードガイダンスを大きく変更する可能性を強める。一部のエコノミストやブラード・セントルイス連銀総裁(14年度の投票権なし)などは、FOMCが低金利を維持するフォワードガイダンスで従来の「considerable timeかなりの期間」との文言を削除し、「景気次第」に変更する必要があると指摘している。

●日本

9月4日:黒田日本銀行総裁会見

【8/26IMM】

*日本円
ネット・円売り持ち:-102,891(8/26)←円売り持ち:-87,271(8/19)(直近ネット円買い持ち最高水準:08年3/25+65,920、04年2/6+64499)(過去最高ネット円売り持ち高:07年6/26-188,077)

*ユーロ
ネット・ユーロ売り持ち:-150,657(8/26)←ユーロ売り持ち:-138,825(8/19)(07年5/15:+119,538過去最高買い持ち高、10年2/9-57,152過去最高の売り持ち高)

*ポンド
ネット・ポンド買い持ち:+15,467(8/26)←ポンド買い持ち:+13,287(8/19)(07年7/22:直近ネット買い持ち高最高水準+98,366)

*スイスフラン
ネット・スイスフラン売り持ち:-13,039(8/26)←スイスフラン売り持ち:-15,492(8/19)(過去最高スイスフランネット売り持ち高:07年6/19:-79,331)

*加ドル
ネット・加ドル買い持ち:+5,663(8/26)←加ドル買い持ち:+7,281(8/19)(直近ネット買い持ち高最高水準:07年10/12+83001)

*豪ドル
ネット・豪ドル買い持ち:+41,938(8/26)←豪ドル買い持ち:+36,574(8/19)

*NZドル
ネット・NZドル持ち:+11,841(8/26)←NZドル買い持ち:+12,032(8/19)

*メキシコペソ
ネット・ペソ買い持ち:+36,670 (8/26)←ペソ買い持ち:+12,407 (8/19)(直近買い持ち高最高:08年2/29+125,000)



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