中小型株の下落が目立つ、高値期日で需給整理一巡か【クロージング】
[14/03/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
20日の日経平均は大幅反落となり、238.29円安の14224.23円(出来高概算24億1000万株)で取引を終えた。イエレンFRB議長会見で、利上げ前倒しが警戒される格好となり、19日のNYダウは反落。ただし、シカゴ先物が堅調だったほか、為替市場ではドルが急伸する格好から円相場は1ドル102円台前半まで円安に振れるなか、輸出関連などを中心に買いが先行した。しかし、寄り付きの14548.76円を高値に、その後はこう着となるなか、先物主導による売買からじり安の展開に。
後場に入ると先物市場で5000枚超の大口の売りが出されると、一気に下げ幅を拡大させている。ウクライナ情勢の不透明感がくすぶっているほか、3連休に入ることで大引けにかけての戻りもみられず、終値ベースでは2月6日以来の安値水準となった。
もっとも、日経平均やTOPIXなどは先物の大口売りをキッカケに弱含む格好だろうが、それ以上に新興市場の弱さが目立っている。ジャスダック平均の下落率は1.70%と日経平均の1.65%と同程度の下落率となり、マザーズ指数については4.64%の下落となり、2月安値にあと1ポイント程度に接近している。高値期日の銘柄が多いこともあるが、需給整理が一気に通過したかを見極めたいところであろう。
<KO>










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