欧米為替見通し:地政学的リスクへの警戒感
[14/07/07]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
本日7日の欧米市場のドル・円は、地政学的リスク(ウクライナ・イラク)への警戒感から上げ渋る展開が予想される。
ドル・円のテクニカル分析では、一目均衡表の雲(101円69銭-102円46銭)の中で推移した後、上抜ける可能性が高まっている。
ウクライナでは、ポロシェンコ・ウクライナ政権と親ロシア派武装勢力との武力対立が激化していることで、和平協議が決裂する可能性が高まっている。
イラクでは、スンニ派過激派武装組織のイスラム国に対してアサド・シリア政権とマリキ・イラク政権が攻勢を強めており、プーチン露大統領とオバマ米大統領が支援していることで、紛争が拡大する可能性が高まりつつある。
明日8日に発表される米国5月の求人労働異動調査(JOLT)では、イエレンFRB議長が注視している9つの雇用関連指標の内の4つ(求人率、解雇率、退職率、採用率)に注目することになる。
9日に発表される6月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、6月末のリバースレポが最大規模を記録したことで、出口戦略の協議の有無を見極めることになる。
9-10日の米中戦略・経済対話では、米国債と人民元相場に関する協議に注目することになる。
【今日の欧米市場の予定】
17:30 ユーロ圏・7月センテッィクス投資家信頼感指数(予想7.8、6月8.5)
ユーロ圏財務相会合
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