来週も政策期待相場が続くことに【クロージング】
[16/05/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
20日の日経平均は続伸。89.69円高の16736.35円(出来高概算18億8000万株)で取引を終えた。早期利上げ観測が嫌気された米株安の流れを受けて売りが先行。しかし、本日開幕するG7財務相会議や来週の伊勢志摩サミットへの期待等により、下値の堅さが意識されやすく、寄り付き後早い段階で上昇に転じている。その後は16600円処でのこう着がみられたが、後場半ばに16700円にレンジが切り上がると、その後は同水準での底堅い値動きをみせている。結局日経平均は続伸となり、終値ベースでは4月27日以来の16700円を上回って取引を終えた。
セクターでは水産農林、繊維、その他製品、ガラス土石、情報通信、その他金融、保険、不動産、輸送用機器がしっかり。半面、ゴム製品、空運、倉庫運輸、卸売が小安い。東証1部の騰落銘柄数は、値上がりが1300を超えており、全体の7割近くを占めていた。規模別指数では中型、小型株指数の強さが目立った。
来週26-27日に主要7ヵ国(G7)伊勢志摩サミットが開かれる。今週は政策期待が相場の底堅さにつながっていたが、来週も政策期待相場が続くことになりそうである。また、米国ではFOMC議事録や連銀総裁の発言等により、6月若しくは7月にも利上げを実施するとの思惑が高まっている。来週も連銀総裁の講演が相次ぐほか、27日にイエレンFRB議長講演が予定されている。利上げへの見方が強まるようだと、ドル高・円安が意識され、これが相場の下支えとなろう。
<AK>
セクターでは水産農林、繊維、その他製品、ガラス土石、情報通信、その他金融、保険、不動産、輸送用機器がしっかり。半面、ゴム製品、空運、倉庫運輸、卸売が小安い。東証1部の騰落銘柄数は、値上がりが1300を超えており、全体の7割近くを占めていた。規模別指数では中型、小型株指数の強さが目立った。
来週26-27日に主要7ヵ国(G7)伊勢志摩サミットが開かれる。今週は政策期待が相場の底堅さにつながっていたが、来週も政策期待相場が続くことになりそうである。また、米国ではFOMC議事録や連銀総裁の発言等により、6月若しくは7月にも利上げを実施するとの思惑が高まっている。来週も連銀総裁の講演が相次ぐほか、27日にイエレンFRB議長講演が予定されている。利上げへの見方が強まるようだと、ドル高・円安が意識され、これが相場の下支えとなろう。
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