英ポンド週間見通し:もみあいか、英利上げ観測はやや後退
[16/12/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■下落、EU離脱交渉を巡る不透明感残る
先週のポンド・円は下落。欧州連合(EU)離脱交渉で英政府の詳細な方針が明らかになっていないことや英経済成長の鈍化懸念が浮上し、英利上げ期待が後退したことが要因。メイ英首相は、EU離脱交渉について、来年初めにさらなる情報を提供する考えを明らかにしたが、従来の方針は踏襲しないとの見解を表明したことでポジション調整的なポンド売りが観測された。取引レンジ:143円50銭-147円48銭。
■もみあいか、英利上げ観測はやや後退
今週・来週のポンド・円は上値の重い展開か。黒田日銀総裁の円安容認発言などを背景としたリスク選好的な円売りは継続する可能性がある。ただし、7-9月期国内総生産確定値は市場予想を下回り、英利上げ期待は後退した。短期的にリスク選好的なポンド買いは抑制される可能性が高い。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・1月3日:12月マークイットPMI製造業(予想:53.3、11月:53.4)
・1月5日:12月マークイットPMIサービス業(予想:54.7、11月:55.2)
予想レンジ:142円00銭-145円00銭
<FA>
先週のポンド・円は下落。欧州連合(EU)離脱交渉で英政府の詳細な方針が明らかになっていないことや英経済成長の鈍化懸念が浮上し、英利上げ期待が後退したことが要因。メイ英首相は、EU離脱交渉について、来年初めにさらなる情報を提供する考えを明らかにしたが、従来の方針は踏襲しないとの見解を表明したことでポジション調整的なポンド売りが観測された。取引レンジ:143円50銭-147円48銭。
■もみあいか、英利上げ観測はやや後退
今週・来週のポンド・円は上値の重い展開か。黒田日銀総裁の円安容認発言などを背景としたリスク選好的な円売りは継続する可能性がある。ただし、7-9月期国内総生産確定値は市場予想を下回り、英利上げ期待は後退した。短期的にリスク選好的なポンド買いは抑制される可能性が高い。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・1月3日:12月マークイットPMI製造業(予想:53.3、11月:53.4)
・1月5日:12月マークイットPMIサービス業(予想:54.7、11月:55.2)
予想レンジ:142円00銭-145円00銭
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