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日経VI概況:低下、FOMCを終えたアク抜けから安心感

注目トピックス 市況・概況
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は19日、前日比-0.40pt(下落率2.38%)の16.39ptと低下した。なお、高値は17.13pt、安値は15.98pt。前日の米国市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)において年内の追加利下げは示唆されなかったものの、その後のパウエル議長の柔軟姿勢を感じさせる講演内容からNYダウは買い戻され、小幅に続伸。1ドル=108円40銭台まで進んだ円安進行も相まって日経平均は上昇スタート。これに伴い日経VIも低下。その後、急速に転換した円高進行などもあり一時上昇する場面もみられたが、円高の一服に伴い、次第に落ち着きを取り戻し、大引けにかけてはもみ合いの強い方向感に欠ける展開となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴も持っています。


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