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ラクオリア創薬 Research Memo(7):5-HT2B拮抗薬は全世界を対象にライセンス活動を展開する計画

注目トピックス 日本株

■導出候補パイプラインの状況

将来のライセンスアウト(導出)を目指して、同社及び子会社のAskAt社が研究開発を進めているものを下の表に掲げた。2014年12月期上半期においては、全般に従来と同じ開発ステージにあって、順調な研究開発が進んでいるようである。

5-HT2B拮抗薬

5-HT2Bは消化管ホルモンの1つであるセロトニン(5-HT)の一種であり、本化合物は5-HT2Bの活動を抑制することで薬効を実現するタイプのものである。内臓痛改善や消化管運動の正常化の効能が期待される。群馬大学との共同研究等により、排便異常を抑制しつつ正常な腸には過分な影響を与えないことが示されたことから、過敏性腸症候群(IBS)への適応を狙っている。2013年に安全性試験、薬物動態試験を終了しており、2014年は薬効薬理試験を完了させる計画だ。

なお、8月20日には、これまで審査中だった物質特許(出願番号2010-539267)が、日本で特許査定を受けたと発表した。今回の特許査定により、今後は米国等に続き日本においてもラクオリア創薬<4579>の知的財産権が強化されるほか、引き続き他の国々での特許権の成立に注力し、日本を含む全世界を対象としたライセンス活動も展開する計画である。

モチリン受容体作動薬

消化管ホルモンの1つであるモチリンに作用して薬効を発揮する化合物で、消化管運動不全を賦活化する高い効果が確認されている。ターゲットとなる適応症は胃不全麻痺、術後イレウス、機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)などである。現在製造販売承認を受けているモチリン受容体作動薬はないため、同社の化合物が上市されれば画期的新薬になる可能性がある。2014年も前臨床試験を継続する計画である。

同社は研究開発と同時に、知的財産の保全強化にも注力しており、化合物の特許取得は順調に進んでいる状況にある。同社はベンチャー企業としては異例な規模のスタッフ、予算を配分している。創薬ベンチャーにおいては、他社を排除できる特許を幅広い地域で獲得することがクリティカル・ファクターとなるため、同社では単なる物質特許の獲得にとどまらず様々な周辺特許を獲得し、価値の高い知的財産ポートフォリオの構築を図っている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



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