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■村瀬智一の銘柄選定:短期的な需給変動を手掛かりに

注目トピックス 日本株

フィスコアナリストの村瀬智一は、新しいスマートフォンアプリ「FISCO」の活用法の1つとして、短期的な需給変動を手掛かりにしたスクリーニングを提案しています。

記事執筆時点(2014年10月9日)の東京市場は、前日のNYダウが270ドル超の上昇となった流れを引き継ぐことができず、後場に入って下げ幅を拡大していました。特に下げが目立ったのが、中小型株です。その要因として、村瀬は、16日に上場が予定されているリクルートHD<6098>の株式取得のための換金売りを指摘しています。

そこで村瀬は、足元で急落している新興市場銘柄の中で、これまでのトレンドが強く、業績面で安心感がある銘柄には投資妙味があるとみています。換金売りで急落している今が、底値拾いのタイミングと判断しているからです。

FISCOアプリの「スクリーニング」機能を使えば、このような銘柄を抽出することができます。(1)「市場区分」を新興市場(JQスタンダード、JQグロース、マザーズ)として、(2)今期の「売上高変化率」が前期比で+10%以上、(3)「売買高変化率(出来高変化率)」が前日比で+10%以上、(4)「株価騰落率」が前日比で−5%以下、となっている銘柄を抽出します。

記事執筆時点では、この条件で抽出されたのは28銘柄でした。村瀬は、換金売り終了後の見直し余地が大きそうな銘柄として、チャート形状が比較的強い、JACリクルートメント<2124>、オールアバウト<2454>、フジオフード<2752>、アップルインター<2788>、ユークス<4334>、ペプチドリーム<4587>を挙げています。

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