ケネディクス Research Memo(10):J-REITが2013年から拡大するなか、私募ファンドは縮小傾向
[15/03/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業界環境
(1)不動産投資ファンド市場の動き
三井住友トラスト基礎研究所の調査によると、2014年6月末のJ-REIT、私募ファンドを合わせた市場規模(運用資産額ベース)は約27.4兆円となっている。過去からの推移を見ると、J-REITはリーマンショック以降、伸び悩みが見られたものの、2013年から拡大基調に転じている。一方、私募ファンドはしばらく17兆円台で推移していたが、J-REITが拡大するなかで縮小傾向となっている。好調な不動産市況の下、J-REIT等への物件売却を実行したことや物件取得が困難な環境になってきたことが要因として挙げられる。一方、J-REITに目を向ければ、東証REIT指数は足元で好調に推移しており、J-REITの銘柄数も2014年1月以降に新規上場した7銘柄を含め、2015年2月末には50銘柄(うちケネディクス<4321>3銘柄)に増加している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
<FA>
(1)不動産投資ファンド市場の動き
三井住友トラスト基礎研究所の調査によると、2014年6月末のJ-REIT、私募ファンドを合わせた市場規模(運用資産額ベース)は約27.4兆円となっている。過去からの推移を見ると、J-REITはリーマンショック以降、伸び悩みが見られたものの、2013年から拡大基調に転じている。一方、私募ファンドはしばらく17兆円台で推移していたが、J-REITが拡大するなかで縮小傾向となっている。好調な不動産市況の下、J-REIT等への物件売却を実行したことや物件取得が困難な環境になってきたことが要因として挙げられる。一方、J-REITに目を向ければ、東証REIT指数は足元で好調に推移しており、J-REITの銘柄数も2014年1月以降に新規上場した7銘柄を含め、2015年2月末には50銘柄(うちケネディクス<4321>3銘柄)に増加している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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