ソルクシーズ Research Memo(5):期初計画を据え置き、売上高の拡大を見込む
[15/05/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
(1) 2015年12月期業績見通し
2015年12月期の連結業績見通しは、売上高が前期比9.5%増の11,500百万円、営業利益が同12.8%増の610百万円、経常利益が同10.0%減の600百万円、当期純利益が同20.3%減の330百万円といずれも期初計画を据え置いている。
ソルクシーズ<4284>の第1四半期は売上高こそ計画を若干下回ったものの、第2四半期以降は主力のソフトウェア開発事業で協力会社の人的リソースが確保でき、売上高の拡大が見込まれるほか、子会社の業績も好調な市場環境を背景に増収増益が見込まれるためだ。ただ、当期純利益に関しては、第1四半期に計上した繰延税金資産取り崩し分の法人税等調整額40百万円が減額要因となる。
なお、営業外収支の悪化は、前期に計上したデリバティブ評価益155百万円がなくなることが主因。デリバティブ評価差損益は為替の期末レート差によって発生する。前期末は約120円/ドルの水準であったことから、同水準より為替が円安になれば評価益に、円高になれば評価損が発生することになる点には留意する必要があろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(1) 2015年12月期業績見通し
2015年12月期の連結業績見通しは、売上高が前期比9.5%増の11,500百万円、営業利益が同12.8%増の610百万円、経常利益が同10.0%減の600百万円、当期純利益が同20.3%減の330百万円といずれも期初計画を据え置いている。
ソルクシーズ<4284>の第1四半期は売上高こそ計画を若干下回ったものの、第2四半期以降は主力のソフトウェア開発事業で協力会社の人的リソースが確保でき、売上高の拡大が見込まれるほか、子会社の業績も好調な市場環境を背景に増収増益が見込まれるためだ。ただ、当期純利益に関しては、第1四半期に計上した繰延税金資産取り崩し分の法人税等調整額40百万円が減額要因となる。
なお、営業外収支の悪化は、前期に計上したデリバティブ評価益155百万円がなくなることが主因。デリバティブ評価差損益は為替の期末レート差によって発生する。前期末は約120円/ドルの水準であったことから、同水準より為替が円安になれば評価益に、円高になれば評価損が発生することになる点には留意する必要があろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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