ミラタップ Research Memo(1):住宅設備・建材ECを軸に空間づくりを支援、通期は利益回復・上振れに期待
[26/07/10]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*11:41JST ミラタップ Research Memo(1):住宅設備・建材ECを軸に空間づくりを支援、通期は利益回復・上振れに期待
■要約
ミラタップ<3187>は、住宅設備機器や建築資材をECで販売する住設・建材EC事業を展開している。設計事務所、ゼネコン、工務店などの建築プロに加え、ECサイトを通じて、施主である一般消費者にも直接商品を提供しており、キッチン、洗面、バス、タイル、床材、建具、エクステリア※など幅広い商品を取り扱う。購入者の属性にかかわらず、同一価格で販売する「ワンプライス」を採用し、価格の透明性を高めている点が特徴である。インターネットを活用したダイレクト販売により中間流通を抑え、見積りや発注の効率化、購買のしやすさを実現している。一方で、実物確認のニーズに対応するため主要都市にショールームを展開し、ECとリアルを組み合わせた販売モデルを構築している。デザイン性の高い商品企画力や効率的な販売体制を強みに、空間づくり全体へ事業領域を広げている。
※ 住宅や建物の外側にある門、フェンス、庭、駐車場、玄関など、外まわり全体の空間や設備。
1. 2026年9月期中間期の業績概要
2026年9月期中間期の業績は売上高が7,886百万円、営業利益が269百万円、EBITDAが374百万円、経常利益が249百万円、中間純利益が211百万円となった(2025年9月に子会社の株式会社ベストブライトの全株式を売却し、第1四半期より連結決算から単体決算へ移行したため、前年同期比は単体ベースで参考記載)。売上高は単体ベースで前年同期比2.0%増となり、ロイヤルカスタマーを中心とした注文単価・注文回数の増加により過去最高を更新した。カテゴリ別では洗面・水廻り、キッチン、収納、バスが伸長した。利益面では、増収効果に加え、前期の広告宣伝投資や本社移転関連費用の一巡が寄与し、営業損益は黒字回復した。
2. 2026年9月期通期の業績見通し
2026年9月期通期業績は、売上高が前期比12.0%増の17,035百万円、営業利益が352百万円(前期は223百万円の損失)、経常利益が324百万円(同225百万円の損失)、当期純利益が同227百万円(同438百万円の損失)の見通しである(前期比は単体ベース)。売上高については、既存顧客との取引深化が進むなか、ロイヤルカスタマーを中心とした注文単価及び注文回数の増加が増収をけん引する見通しである。加えて、5月発売の大型新商品への反響や会員登録数の増加、SNS・コンテンツ強化による顧客接点の拡大も売上高成長に寄与すると見られる。下期は新商品の販売寄与や問い合わせ・会員登録を起点とした受注拡大が見込まれ、計画に対しておおむね順調に推移していると考えられる。利益面では、増収効果に加え、前期に発生した社名変更に伴う広告宣伝投資や本社移転関連費用などの一時費用が一巡することが改善要因となる。人件費や賃借料・減価償却費の増加は見込まれるものの、広告宣伝費の正常化や一時費用の剥落により、利益は大幅に改善する見通しである。営業利益の進捗率は76.3%と高く、通期計画の達成が期待される。
3. 中長期の成長戦略
同社は2025年9月期以降を「飛躍期」と位置付け、国内事業の収益基盤強化、海外事業の成長拡大、新事業の創造、経営基盤の強化を重点テーマに掲げている。国内EC事業では、売上高を「顧客数×購入回数×購入単価」で捉え、広告・PR、SEO対策、UI(User Interface)・UX(User Experience)改善、顧客データ分析、ショールーム拡充などにより、認知から購入までの転換力を高める方針である。商品面では、ミニマルなデザイン性と「ワンプライス」の価格体系を強みに、非住宅やリフォーム・リノベーション向けの商品、新規カテゴリ商品の開発を進める。世界3大デザイン賞の1つである「iFデザイン賞」の継続受賞に見られる高いデザイン力も、価格に依存しない差別化要素となっている。加えて、「ASOLIE(アソリエ)」や「SUVACO(スバコ)」を活用し、家づくりの検討段階から専門家探し、設計・施工、商品購入までを支援する体制を強化することで、住宅領域単独での収益化とEC事業との相乗効果拡大を目指す。
■Key Points
・住宅設備・建材のEC販売を軸として、空間づくりを総合的に支援
・2026年9月期中間期は売上高が過去最高を更新、利益面は先行投資の一巡により黒字回復
・既存顧客の取引拡大及び新商品効果などにより、通期業績見通しの過達を期待
(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林 拓馬)
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■要約
ミラタップ<3187>は、住宅設備機器や建築資材をECで販売する住設・建材EC事業を展開している。設計事務所、ゼネコン、工務店などの建築プロに加え、ECサイトを通じて、施主である一般消費者にも直接商品を提供しており、キッチン、洗面、バス、タイル、床材、建具、エクステリア※など幅広い商品を取り扱う。購入者の属性にかかわらず、同一価格で販売する「ワンプライス」を採用し、価格の透明性を高めている点が特徴である。インターネットを活用したダイレクト販売により中間流通を抑え、見積りや発注の効率化、購買のしやすさを実現している。一方で、実物確認のニーズに対応するため主要都市にショールームを展開し、ECとリアルを組み合わせた販売モデルを構築している。デザイン性の高い商品企画力や効率的な販売体制を強みに、空間づくり全体へ事業領域を広げている。
※ 住宅や建物の外側にある門、フェンス、庭、駐車場、玄関など、外まわり全体の空間や設備。
1. 2026年9月期中間期の業績概要
2026年9月期中間期の業績は売上高が7,886百万円、営業利益が269百万円、EBITDAが374百万円、経常利益が249百万円、中間純利益が211百万円となった(2025年9月に子会社の株式会社ベストブライトの全株式を売却し、第1四半期より連結決算から単体決算へ移行したため、前年同期比は単体ベースで参考記載)。売上高は単体ベースで前年同期比2.0%増となり、ロイヤルカスタマーを中心とした注文単価・注文回数の増加により過去最高を更新した。カテゴリ別では洗面・水廻り、キッチン、収納、バスが伸長した。利益面では、増収効果に加え、前期の広告宣伝投資や本社移転関連費用の一巡が寄与し、営業損益は黒字回復した。
2. 2026年9月期通期の業績見通し
2026年9月期通期業績は、売上高が前期比12.0%増の17,035百万円、営業利益が352百万円(前期は223百万円の損失)、経常利益が324百万円(同225百万円の損失)、当期純利益が同227百万円(同438百万円の損失)の見通しである(前期比は単体ベース)。売上高については、既存顧客との取引深化が進むなか、ロイヤルカスタマーを中心とした注文単価及び注文回数の増加が増収をけん引する見通しである。加えて、5月発売の大型新商品への反響や会員登録数の増加、SNS・コンテンツ強化による顧客接点の拡大も売上高成長に寄与すると見られる。下期は新商品の販売寄与や問い合わせ・会員登録を起点とした受注拡大が見込まれ、計画に対しておおむね順調に推移していると考えられる。利益面では、増収効果に加え、前期に発生した社名変更に伴う広告宣伝投資や本社移転関連費用などの一時費用が一巡することが改善要因となる。人件費や賃借料・減価償却費の増加は見込まれるものの、広告宣伝費の正常化や一時費用の剥落により、利益は大幅に改善する見通しである。営業利益の進捗率は76.3%と高く、通期計画の達成が期待される。
3. 中長期の成長戦略
同社は2025年9月期以降を「飛躍期」と位置付け、国内事業の収益基盤強化、海外事業の成長拡大、新事業の創造、経営基盤の強化を重点テーマに掲げている。国内EC事業では、売上高を「顧客数×購入回数×購入単価」で捉え、広告・PR、SEO対策、UI(User Interface)・UX(User Experience)改善、顧客データ分析、ショールーム拡充などにより、認知から購入までの転換力を高める方針である。商品面では、ミニマルなデザイン性と「ワンプライス」の価格体系を強みに、非住宅やリフォーム・リノベーション向けの商品、新規カテゴリ商品の開発を進める。世界3大デザイン賞の1つである「iFデザイン賞」の継続受賞に見られる高いデザイン力も、価格に依存しない差別化要素となっている。加えて、「ASOLIE(アソリエ)」や「SUVACO(スバコ)」を活用し、家づくりの検討段階から専門家探し、設計・施工、商品購入までを支援する体制を強化することで、住宅領域単独での収益化とEC事業との相乗効果拡大を目指す。
■Key Points
・住宅設備・建材のEC販売を軸として、空間づくりを総合的に支援
・2026年9月期中間期は売上高が過去最高を更新、利益面は先行投資の一巡により黒字回復
・既存顧客の取引拡大及び新商品効果などにより、通期業績見通しの過達を期待
(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林 拓馬)
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