概況からBRICsを知ろう〜ブラジル株式市場は6日ぶりに反発、企業業績見通しなどに着目した買い戻しの動き
[14/09/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 56824.42 +0.50%
24日のブラジル株式市場は6日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比283.92ポイント高(+0.50%)の56824.42で取引を終えた。一部世論調査の決選投票支持率でルセフ大統領リードを受けて売りが先行、安値55933.81まで下落。その後、企業業績見通しなどに着目した買い戻しの動きが広がり、高値57130.70をつけた。指数構成銘柄での値上がりは42、値下がりは25、変わらず2であった。
23日の取引終了後に発表された大統領選に関する世論調査で、決選投票での支持率は、IBOPE社ではシルバ候補が41%(前回43%)、ルセフ大統領も41%(同40%)。Vox Populi社ではシルバ候補が39%(前回42%)、ルセフ大統領は46%(同41%)となった。
【ロシア】MICEX指数 1441.83 +0.87%
24日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比12.38ポイント高(+0.87%)の1441.83で取引を終了した。寄りの1429.45を安値に、一時1447.43まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは32、値下がりは17、変わらず1であった。
この日も、「欧州連合(EU)による追加制裁措置が、今月末から見直しが始まり、いくつか撤回される可能性がある」との期待が根強く、買いが継続した。そうしたなか、オバマ米大統領は、「ロシアが平和の道を選択すれば、米国は制裁解除へ」と述べた。
【インド】SENSEX指数 26744.69 -0.12%
24日のインドSENSEX指数は小幅続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比0.12%(31.00ポイント)安の26744.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.19%(15.15ポイント)安の8002.40で取引を終えた。終始狭いレンジでもみ合った。資源銘柄の下落が指数の足かせ。最高裁判所は25日、1993年以降に割り当てられた石炭鉱区の大部分ライセンスの取り消しを決定したことが嫌気された。最高裁は8月、1993年以降に割り当てられた石炭鉱区が違法だと判断したことが背景にある。
【中国本土】上海総合指数 2343.57 +1.47%
24日の上海総合指数は上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比33.86ポイント高(1.47%)の2343.57ポイントと続伸した。終値ベースの年初来高値を更新する。上海A株指数は35.43ポイント高(1.47%)の2453.42ポイント。外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.22ポイント高(1.62%)の264.05ポイント、深センB株指数が8.02ポイント高(0.84%)の968.67ポイントで引けた。朝安の後に上昇する流れ。政策や国有企業改革、上海と香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)などに対する期待が相場を押し上げた。前日に公表された9月HSBC中国製造業PMI(速報値)が50.5となり、事前予想(50.0)を上回ったことも引き続き支えになっている。指数は中盤から上げ幅を広げた。
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