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18日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比36.17ポイント（1.27％）安の2807.51ポイントと続落した。約2カ月ぶりの安値を切り下げている。上海A株指数も下落し、37.69ポイント（1.27％）安の2938.32ポイントで引けた。外貨建てB株相場も値下がり。上海B株指数は8.91ポイント（2.53％）安の342.76ポイント、深センB株指数は24.73ポイント（2.36％）安の1022.75ポイントで終了した。

前日の軟調地合いを継ぐ。国内景気の先行き不安に加え、追加金融緩和（利下げや預金準備率引き下げ）に対する期待後退が投資家心理を冷やしている。人民元安の進行にも警戒感。本日の人民元相場は対米ドルで5日続落し、一時約2カ月半ぶりの安値を付けた。中国からの資金流出や、人民元資産の目減りなど懸念されている。

業種別では、不動産株の下げが目立つ。大手の緑地控股（600606/SH）が2.7％下落している。主要70都市のうち、今年4月に前月比で新築住宅価格が上昇した都市は65都市と、前月の62都市から3都市増加したと伝わるなか、追加の不動産引き締め策を打ち出すとの不安が強まった。インフラ関連株もさえない。ゼネコンの中国交通建設（601800/SH）が1.7％値を下げている。素材関連株やITハイテク関連株、消費関連株、運輸株、自動車株、証券株なども売られた。

【亜州IR】



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