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滋賀県にゆかりの深い『朝鮮通信使に関する記録』 ユネスコ「世界の記憶」への登録が決定

平成29年10月31日

滋賀県教育委員会事務局文化財保護課
長浜市歴史遺産課
近江八幡市文化観光課

滋賀県にゆかりの深い『朝鮮通信使に関する記録』
ユネスコ「世界の記憶」への登録が決定

平成28年(2016年)、ユネスコ「世界の記憶」への登録に向けて日本のNPO法人朝鮮通信使縁地連絡協議会(以下、縁地連と略称)と大韓民国の釜山文化財団が共同で申請していた『朝鮮通信使に関する記録』について、ユネスコ国際諮問委員会での審議を経て「登録」の決定があったと縁地連から連絡がありました。また、登録決定に際しまして、下記のとおり三日月大造滋賀県知事がコメントを出しましたのでお知らせいたします。
なお、この登録の申請リストには、滋賀県に所在する「琵琶湖図」(県所有・琵琶湖文化館保管)、「雨森芳洲関係資料」(重要文化財・長浜市芳洲会所有)、「朝鮮通信使従事官李邦彦詩書」(近江八幡市本願寺八幡別院所有)などが含まれていますが、詳細はまだ発表されていません。

                                                                 記

【滋賀県知事 三日月大造のコメント】
 このたび、本県にゆかりの深い『朝鮮通信使に関する記録』がユネスコ「世界の記憶」に登録されましたことは、滋賀県民にとりまして大きな喜びです。
 異文化を理解する「近江の心」で朝鮮通信使と交わられた雨森芳洲先生も、さぞかしお喜びのことと存じます。
今回の登録は、日本と韓国の市町や民間団体などが主体となった共同申請に基づくものであり、両国における草の根の国際運動が登録を実らせたということにも、心から賛辞を送りたいと思います。
ユネスコ登録により、朝鮮通信使の記録と記憶、異文化交流の知恵と心が未来へ継承され、地域文化の学習や観光の振興、国際交流の活性化などに一層貢献していくものと期待しています。

【滋賀県と朝鮮通信使との関わり】
 江戸時代、幕府の招きで朝鮮国から日本へ往復した外交使節である朝鮮通信使は、全12回の来訪のうち、10回は近江国(滋賀県)の朝鮮人街道(おおむね現在の県道2号線に沿い、野洲市から彦根市まで)などを通って江戸へと往復されていました。現在も朝鮮人街道の周辺の社寺仏閣には、朝鮮通信使が往復した名残があります。
 また、対馬藩に仕え朝鮮通信使に随行し外交官として活躍した、江戸時代の儒学者「雨森(あめのもり)芳洲(ほうしゅう)」は近江国伊香郡雨森村(現在の滋賀県長浜市)出身で、現在でも雨森芳洲の精神を次世代に伝える取組が行われています。

【雨森芳洲の精神】

朝鮮交接の儀は、第一に人情・事勢を知り候事、肝要にて候  
互いに欺かず争わず、真実を以て交わり候を、誠信とは申し候

雨森芳洲が、藩主に上申した対朝鮮外交の指針書『交隣提醒(こうりんていせい)』の言葉で 「国によって風儀も嗜好も異なるので、日本側のモノサシだけで接しては必ず不都合が生じる。相手国の歴史・習慣・人情や作法などをよく理解し尊重して「誠信の交わり(まごごろの外交)」をおこなうべきである」と主張したものです。



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